水素水とはHYDROGEN WATER
そもそも水素水って何?
ワンポイント解説
2007年医学雑誌「ネイチャーメディシン」に日本医大の太田教授らが水素水に関する論文を発表して以来、世界中で水素の研究が行われ、2016年現在400報以上の論文が発表されています。 これらの研究にも「水素分子(H2)」が溶存された水素水が使用されています。
水素水って安全?
ワンポイント解説
水素(H2)は食品添加物として厚生労働省から認可されています。 厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。 水素(H2)は「既存添加物」として食品(飲料)に添加することが認められています。 既存添加物とは、1995年の食品衛生法及び栄養改善法の一部を改正する法律(平成7年法律第101号)附則第2条第4項で規定される「既存添加物名簿」に収録された食品添加物のことで、 1996年にこの名簿の告示が行われました(平成8年4月16日厚生省告示第120号)。
水素水の商品は
どれを選んだらいいの?
形態 | 製造方法 | 水素溶存量 | 特徴 |
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アルミ缶 アルミパウチ |
製造工場にて水に水素ガスを充填する | 0.1~1.6ppm程度 |
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水素発生スティック | ペットボトル等の容器の中でマグネシウム、アルミニウムなどと水を化学反応させ、水素を発生させる | 0.1~1.0ppm程度 |
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一般的な過程用生成機や 水素水サーバー |
水に直接電極を差し込み、電気分解により生成する | 0.1~1.2ppm程度 |
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表を左にスワイプしてご覧ください。
このように水素水商品にはそれぞれ問題点があります。
- ①電気分解式の生成器は、水質を変えてしまう。溶存される水素分子も少量
- 電気分解した水は水質がアルカリ性に偏るため、飲み方や飲む量に制限があります。また電極の金属イオンが溶け出し摂取してしまう可能性があるなど、誰もが安心してお飲みいただける訳ではありません。アルカリイオン水についてはQ8で詳しく説明しています。
- ②水素濃度が時間経過とともに低下する
- 水素水はどのような容器に入れても、製造後から時間経過とともに水素濃度が低下します。アルミパウチ・アルミ缶商品は開封後一度に飲みきる事が推奨されています。
- ③商品が高額
- 薬局などで販売されているアルミパウチ・アルミ缶商品は100ml100円前後が相場。また、家庭用生成器は数万円から数十万円という商品を購入する必要があり、高額な部材の定期交換も必要です。